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日本共産党

党創立102周年によせて

中沢けいさん松元ヒロさん海老名香葉子さん小泉和子さん佐々木寛さん柴田真佐子さん白神優理子さん猫塚義夫さん米山淳子さん

歴史的経験と思想持つ
法政大学教授・作家 中沢けいさん

102周年中沢けい.jpg 日本共産党は、102年の歴史を持ち、戦争の時代も含めていろんな時代を経験してきています。日本共産党は時代は変化することをよく理解していると思います。さらに、日本共産党は、日本の政党の中で最もよく議論し、確固とした考えを持った政党だと思っています。

 日本共産党は歴史的経験と、よって立つ思想を持っています。だからこそ、日本が直面する問題への解決の方向性を示すことが期待できると思います。

 例えば、気候危機の問題です。岸田政権は戦争の準備などに熱心になっている場合ではありません。緊急に取り組むべきは気候危機であり、国際組織で対応するインターナショナルな課題です。日本共産党の歴史的経験と平和の党としての確固たる考えでこそ、解決の方向性を示すことができると思います。

(2024年7月15日)


挑戦続け首相かえよう
芸人 松元ヒロさん

102th-松元ヒロ.jpg 党創立102年。続くってすごい。ちょっと話は変わりますが、東京都知事選挙の結果はくやしー。駅伝の選手をやっていたので、負けたらチクショー、次こそはがんばる、という感じでくやしいけど絶望はしていません。

 「しんぶん赤旗」が小池百合子都知事の都政を検証し伝えて、庶民の暮らしの味方の蓮舫さんを報道するだけじゃなくて応援している人たちのことも知ることができたから希望が持てます。

 学歴詐称疑惑、神宮外苑再開発など小池知事が報道されたくないことは少ししかテレビでやりませんでした。半面、連合の芳野友子会長の共産党批判の報道は目にします。

 そんな世の中で、調査報道の「赤旗」、庶民の味方の共産党に期待します。チェンジをチャレンジし続けて。そして首相をかえましょう。

(2024年7月15日)


庶民の味方 老舗の政党
作家・エッセイスト 海老名香葉子さん

102th-海老名.jpg 日本に政党がいろいろあって、新しい政党もできたりしますが、日本共産党は庶民の味方としてぶれずに頑張ってきています。老舗の中の老舗ですね。戦前から戦争に反対して平和を守る立場も変わりません。

 「赤旗」日曜版って、本当に広い方に読まれていますね。支持する政党が違う方も購読しています。不思議だなあと思っていましたが、よく読んでみると、テーマが幅広いし、読みやすい。難しい政治や社会の仕組みについても、やさしく知らせてくれています。高齢者だけではなくて、若い方々にも手に取りやすくなっています。いいことですね。

 芯のところは一貫している政党。もう少し議席を伸ばしてほしいと願っています。

(2024年7月15日)


人類にとって至宝です
昭和のくらし博物館館長 小泉和子さん

102tn-小泉.jpg 現在90歳の私は、先の戦争で2度の学童疎開、強制疎開、そして5月29日の横浜大空襲では幼い妹をおぶい、3年生の妹を連れて猛火の中を逃げまどいました。

 戦争放棄をしたはずなのに、対米従属の日本政府は憲法を変え、またまた戦争をしようと狙っています。そうなればすぐ徴兵制です。日本全土が基地となり、ガザやウクライナでみるような、もはや人智(じんち)を越えた恐ろしい最新兵器によって、日本国土は壊滅してしまうでしょう。戦争の惨禍を嫌というほど体験させられた私には目に見えるようです。そうした中で平和の砦(とりで)は日本共産党です。100年余り、戦争反対を貫き通したすごさ、大変さ、そのものすごい重要さは憲法9条とともに、いまや人類にとっての至宝です。(寄稿)

(2024年7月15日)


ファシズムに抵抗して
新潟国際情報大学教授(国際政治学) 佐々木寛さん

102th-佐々木.jpg ファシズムは、既存政治への不信が高まる中で、根無し草の大衆が情動的につくり出します。先日の都知事選でも、その危険性を感じました。

 共産党は、伝統的に普段から学習会などの社会運動とつながり、知的な根拠を政治にもたらしてきました。こうしたファシズムに抗する公共性を、これからも地道につくり出していただきたいと思います。

 もう一つの危機は、戦争です。戦前戦後と一貫して戦争に反対してきた共産党は、東南アジアの平和政策を積極的に取り入れた提言を示しています。現政権による対米追従一択の外交・安保政策が行き詰まる中で、10年、20年先を見据えて、国内外に外交・安保の新たな選択肢を提示する役割も引き続き期待しています。

(2024年7月15日)


ジェンダー平等へ奮闘
日本婦人団体連合会(婦団連)会長 柴田真佐子さん

102th-柴田.jpg 「平和を願う女性の力を一つに」と、結成された婦団連は、昨年70周年を迎えました。伊藤千代子をはじめ、不屈にたたかった女性たち。日本共産党102年の歴史の重みを感じています。

 日本共産党は、綱領にジェンダー平等を掲げ、その実現にむけ奮闘されています。「女性の権利を国際基準に!」「10月の国連女性差別撤廃委員会の日本審議の前に、女性差別撤廃条約選択議定書の批准を」と地方議会の意見書採択など運動が広がっています。

 「戦争国家づくり」をストップさせ、いのち・くらし最優先の政治を実現しましょう。

 憲法と女性差別撤廃条約にもとづく平和とジェンダー平等を実現しましょう。(寄稿)

(2024年7月15日)


政治信頼取り戻す存在
弁護士 白神優理子さん

102th-白神.jpg 102周年おめでとうございます!

 徹底して政治の不正を追及し、徹底して国民の苦しみに寄り添い、その命と人権のために戦争に反対し、大軍拡・人権軽視の悪政と闘い続けている日本共産党は本当に頼もしい存在です。

 弁護士として人権課題に取り組み、裏金国会議員の萩生田光一氏のお膝元である東京・八王子で市民と立憲野党との共同の輪を広げようとしているときに、必ず力強い味方・パートナーでいてくれます。

 決して国民を裏切らない。企業献金も受け取らず利権との癒着もせず102年! これはすごいですよね。国民の「政治への信頼」を取り戻してくれる希望の存在だと感じています。

 各地・各分野で自由と民主主義のために力を尽くす人々とさらにつながりを強め、ネット露出も重視していただき、一大飛躍することを期待しています。(寄稿)

(2024年7月15日)


ガザで闘う人と重なる
北海道パレスチナ医療奉仕団団長 猫塚義夫さん

102th-猫塚.jpg 結成102年の歴史を刻んできた日本共産党へお祝いとお礼を申し上げます。

 私は、学生時代から北海道の小林多喜二さんや沖縄の瀬長亀次郎さんたち、共産党の先達から不屈さを学んできました。特に、戦前の厳しい弾圧の中で身をもって反戦を主張して闘ってきた姿は、今日のガザ・パレスチナ人と二重写しになります。

 国際社会は、軍事力での侵略を許すのか、それとも民主主義や人間の尊厳を守る社会を発展させるのかを提起しています。イスラエルの軍事侵攻による惨状のガザで、生命をかけて闘うパレスチナ・ガザの人々が激しい弾圧を耐え明日への希望を信じていることに、日本共産党と通じるものを感じています。共産党のさらなる発展を願っています。

(2024年7月15日)


反戦・平和を貫く歴史
新日本婦人の会会長 米山淳子さん

102th-米山.jpg 岸田政権が大軍拡・「戦争国家」に突き進むなか、戦前から反戦・平和を貫く歴史を持ち、ジェンダー平等の先駆者としても、かけがえのない役割を果たしている日本共産党は私たちの希望です。

 先の通常国会で新婦人が国会に届けた憲法、暮らし、教育、ジェンダー平等など118万の署名すべてに紹介議員になり、とても心強く思っています。離婚後共同親権導入の民法改定の論戦では、個人の尊重、女性・子どもの人権尊重の立場から、毅然(きぜん)と論戦を張りました。傍聴席から、「こういう議員こそ増やしたい」との声が口々にあがりました。

 ジェンダー平等、平和を阻む自民党政治を早く終わらせるため、力を合わせて頑張りましょう。(寄稿)

(2024年7月15日)


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