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☆夏ドラマ 西森路代のお勧め3本

☆「戦後79年の夏に」NHK特集ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」

☆「戦後79年の夏に」ドキュメンタリー番組「母と歩いた道」制作者 相田洋さん

☆「戦後79年の夏に」Nドキュ「戦前リアル」

☆中村倫也主演「Shrink―精神科医ヨワイ」

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□本来は一様ではない家族の姿(1日付)

  ライターの西森路代さんの「お勧め3本」は、岸田奈美のエッセーを原作にしたNHK『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(火、後10・0)などです。(紙面を見る

□「戦争には反対です」このセリフにこめたもの(8日付)

  NHKの特集ドラマ「昔はおれと同い年だった田中さんとの友情」が終戦の日の15日に放送されました。小学校5年生の少年が81歳の老人の戦争体験を知ったことから物語は大きく展開します。演出を担当したのは大阪放送局の川野秀昭チーフディレクターです。(紙面を見る

□満州から命がけの引き揚げ 戦後の混乱知る世代として(15日付)

  ドキュメンタリー制作者の相田洋(ゆたか)さん(88)は、戦後の1946年に「満州(中国東北部)」から引き揚げてきました。その過酷な経験をたどるドキュメンタリー番組「母と歩いた道」を制作し、2015年にNHKBSで放送されました。改めて、親子で〝歩いた道〟を振り返ってもらいました。(紙面を見る

□「戦後79年の夏に」Nドキュ「戦前リアル」岩国基地の変貌に警鐘(22日付)

  「台湾有事」を想定して在日米軍基地を強化するアメリカ、台湾に隣接する南西諸島に自衛隊駐屯地を相次ぎ開設している日本。私たちが生きている今は、本当に「戦後」なのでしょうか。日本系「ドキュメント'24」で25日(深夜0・55)、「戦前リアル」が放送されました。制作は山口放送。番組を担当したディレクターの大坪敬幸(ひろゆき)さん(30)に思いを聞きました。(紙面を見る

□みんなが気軽に精神科にかかれるように(29日付)

 〝精神科にかかるのは心が弱いから〟といった偏見がいまだ強い日本社会。年間2万人を超す自殺者を出す背景にもなっています。31日(後10・0)から始まるNHK土曜ドラマ「Shrink(シュリンク)―精神科医ヨワイ」(全3話)は、心の病に正面から向き合う番組です。主演の中村倫也は記者会見で「連日、悲しいニュースも多いじゃないですか。だからこの作品は今、作る意義のあるドラマだと実感している」と強調しました。(紙面を見る

「休憩室」 木南晴夏さん、中島健人さん、眞島秀和さん、松本まりかさんが登場

木南晴夏さん(1日付)コメディーたっぷり学園ドラマ「ビリオン×スクール」(フジ系 金 後9・0)で、本業の社長秘書を隠して教師をすることになった芹沢一花(いちか)を演じています。

中島健人さん(8日付)あくまでも楽しいドラマ8「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」(テレ東系 金 後8・0)で、誹謗中傷、偽情報などインターネット上の問題を解決していく〝変わり者〟弁護士・保田理を演じています。タイトルの「しょせん他人事」は主人公の口ぐせです。

眞島秀和さん(22日付)今月27日スタートの連続ドラマ「ROOM(ルーム)史上最悪の一期一会」(BS-TBS 火 後9・0)で、主人公の作家・南条オサムを演じます。スランプ状態のオサムは、執筆のためにホテルに宿泊しますが、偶然が重なり予期せぬ方へ巻き込まれるコメディーサスペンスです。

松本まりかさん(29日付)春に続いて夏も連続ドラマの主演です。ドラマプレミアム23「夫の家庭を壊すまで」(テレ東 月 後11・06)で如月みのりを演じています。15年もの間、夫・勇大(竹財輝之助)は〝二重生活〟で「不倫」していることを知ったみのりは...。欲望渦巻く愛憎劇です。

好評・「試写室」 新ドラマを紹介

ジャーナリストや作家、ライター、詩人ら多彩な執筆陣が、新作ドラマやドキュメンタリーなどの話題作を取り上げ、見どころを伝えます。みなさんは今夜、どの番組を選びますか? 

テレビ時評

 メディア研究者、元NHKディレクターら一流の執筆陣が、随時、テレビの現状、課題などを鋭く論評します。

コラム「レーダー」「ちょっといわせて」も

 放送と政治の関係、番組の内容などについて鋭く指摘します。

石子順の「映画の窓」

 毎週金曜日付に掲載。評論家・石子順さんが、1週間分の映画(地上波、NHKBSプレミアム)を厳選して紹介します。

♪♪♪毎週木曜日付のテレビ・ラジオ特集「モクトク」は、最終面でカラーです♪♪♪

 毎週木曜、1面を使った特集面、通称「モクトク(木特)」。最新のテレビ・芸能情報から、話題の人へのインタビュー「思いのままに」「ラジオとともに」など内容も多彩。一流執筆陣による評論「波動」は放送界の「いま」を深く切り取ります。国立音楽大学名誉教授でNHK元経営委員の小林緑さんの「音楽つれづれ」が好評です。

 「波動」執筆陣(50音順)

 碓井広義(メディア文化評論家)、河野慎二(ジャーナリスト)、小滝一志(放送を語る会前事務局長)、小笠原遥(在阪テレビ局記者)、桧山珠美(フリーライター)

【反響続々!「木特」の 月イチ連載に注目を】

◇石井彰の「テレビ考現学」
 放送作家・石井彰さんによる辛口コラム。その名も「テレビ考現学」。放送業界では、いま一体何が起きているのか...。〝ご意見番〟的に語り尽くします。

◇やきそばかおるの「ラジオの歩き方」
 国内すべてのラジオ局を網羅する異色のライター・やきそばかおるさんが、各地で愛される注目番組をセレクトします。これを読めば、あなたもきっと〝ラジオの達人〟に!

◇谷岡理香の「話して書いて考えて」
 ジェンダーとメディアが専門の谷岡理香さん。アナウンサーとして放送の現場で仕事をしてきた女性の視点から、マス・メディアのこれからを考えます。

◇今井雅子の「脚本キッチン」
 民放BS各局で放送予定の映画を選りすぐって毎月紹介してきた「イマイのこれ観よっ」から7月27日付から衣替え。日常のささやかは出来事や気づきを拾い上げて〝ドラマ〟を紡ぎます。

♪♪♪読者・視聴者の「声」で紙面をつくります♪♪♪

◇あなたも投稿してみませんか~「みんなのアンテナ」
「あのドラマは感動した!」「ちょっとこの番組はヘンじゃない」...。テレビ・ラジオ番組の感想を募集しています。また、放送問題への意見も大歓迎です。

「みんなのアンテナ」は200字程度の原稿にまとめ、①住所②氏名(紙上匿名可)③年齢④電話番号を記入のうえ、以下のあて先・アドレスに送付してください。掲載の場合は薄謝を進呈します。

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 【Eメールの場合
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※いずれの場合も「みんなのアンテナ係」と明記してください。

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