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2025年4月3日(木)

米軍、都心に司令部要員

六本木 日米統合へ「第一段階」

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(写真)米軍基地・赤坂プレスセンター。後ろに見える高層ビルは六本木ヒルズ=東京都港区

 在日米軍司令部の「統合軍司令部」への再編成の一環として、米軍は自衛隊の統合作戦司令部との連携を専門に扱う部門を、東京都心部の港区六本木にある米陸軍基地「赤坂プレスセンター」に設置することを決めました。防衛省が3月31日付で、関係自治体に通知しました。同基地は防衛省がある市ケ谷駐屯地に近く、日常的に連絡・調整を行うとしています。

 日米両政府は米軍・自衛隊の指揮統制強化を進め、自衛隊を米軍指揮下に収める形で、事実上の日米統合司令部を目指しています。ヘグセス米国防長官は3月30日の日米防衛相会談で、統合軍司令部への再編成の「第一段階が始まった」と表明。近く要員を増やすと明言していました。

 赤坂プレスセンターは米軍が1945年、日本の敗戦後に接収した敷地に置かれ、米軍占領期の負の遺産の一つです。現在は米軍準機関紙「星条旗新聞」やヘリポートなどが置かれています。ヘリポートの騒音は深刻な問題となっており、東京都や区、住民らは返還を求めています。新たに配置される要員の数は明らかにされていませんが、同基地の機能強化・恒久化につながる動きです。

 防衛省は3月24日、陸海空自衛隊の実動部隊を一元的に指揮する統合作戦司令部を市ケ谷に設置。在日米軍も統合軍司令部への再編成では、部隊運用や共同作戦の立案といった権限が付与されるとみられます。ヘグセス長官は「戦闘司令部になる」と述べています。


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