2025年4月2日(水)
首相 企業献金に固執
予算成立後会見 消費税減税も拒否
石破茂首相は1日、首相官邸で、2025年度予算の成立を受けて記者会見を行いました。少数与党国会となったもとで、部分的修正と引き換えに、一部野党を取り込み予算を成立させたことについては「党派を超えた政策協議や国会での審議の内容も取り入れた。熟議の国会の成果だ」などと開き直りましたが、国民無視の自民党政治延命戦略の破綻は認めませんでした。
冒頭、石破首相は自身の自民党議員への商品券配布問題に触れ、「国民の感覚からかけ離れたということは率直に認めなければならない。自分を見失っていたところがあるかもしれない」と改めて陳謝。一方、「政治とカネ」の問題を巡る企業・団体献金の禁止については「禁止より公開」との考えに固執しました。
トランプ米政権の輸入自動車への追加関税に対しては、日本の除外を要求すると表明。首相自身の訪米が必要になれば「ちゅうちょしない」と述べました。
記者から、物価高騰対策として食料品を対象とした消費税減税に取り組む考えはあるかと問われ、「消費税は全世代型の社会保障を支える重要な財源だ」と拒否しながら、まともな対策を示しませんでした。
また、内閣支持率の下落については「全て私の責任だ。謙虚に受け止め、猛省の上に信頼を回復すべく努めていく」と発言。衆院解散、衆参同日選、連立政権の組み替えについては「そのようなことを現在考えているものでは全くない」と述べました。