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2025年4月1日(火)

きょうの潮流

 4月、新年度の始まりです。入学や入社で期待と不安がない交ぜになっている人も多い。〈新入社員たびたび鏡覗(のぞ)きけり〉深川敏子▼桜の開花とともに迎える新しい生活。そこに影を落としているのが止まらない物価高です。調査会社によると4月に値上げ予定の食品は4千をこえ、電気やガス代も上昇。燃料や人件費の高騰で引っ越し費用も高くなり、入学早々バイトに追われる学生も▼賃上げや年金の引き上げは物価高に追いつかず、くらしは苦しくなるばかり。そんななか、年度末の国会で新年度予算が可決されました。自民・公明の与党が維新の会を抱き込んで。苦境にあえぐ国民生活を支えるどころか、異常なまでに軍事費を突出させて▼米国のいいなりとなって大軍拡に突き進む石破政権。米軍の指揮下に自衛隊が置かれる戦闘司令部が発足し、トランプ政権からは軍事費のさらなる増額や有事の際に日本が前線に立つことが求められています▼先の総選挙で厳しい審判をうけた裏金問題では、土壌となる企業・団体献金の禁止を先送りにしました。ここでは国民民主を引き込んで。口では国民のためをいいながら、政治をゆがめているものとはたたかわない。まやかしの野党の姿も露呈しています▼80年前のきょうは米軍が沖縄本島に上陸を開始。住民を巻き込んだ地上戦が展開され、日本は破滅の泥沼へと転がり落ちていきます。そこには新年度の息吹などなく、苦難だけが。その道をふたたび歩ませないことこそ、政治の役割です。


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