2025年3月29日(土)
核ゴミ発言を批判
参院ODA沖北特で紙議員
北方領土館の調査費計上 内閣府
![]() (写真)質問する紙智子議員=25日、参院沖縄北方特委 |
日本共産党の紙智子議員は25日、参院ODA沖縄北方特別委員会で、資源エネルギー庁幹部の北方四島での「核のゴミ」処分場建設は「魅力的だ」発言を批判し、「北方領土館」(北海道標津町)の老朽化への対策を求めました。
今年は旧ソ連による千島列島不法占拠から80年の節目です。石破茂首相と岩屋毅外相はトランプ米大統領との会談を優先し、今年の北方領土返還要求全国大会(2月7日)を欠席しました。
紙氏は、1月に経済産業省と原子力発電環境整備機構が開いた最終処分場を巡る説明会で参加者の「(核のゴミの)処分場を北方四島に建設してはどうか」との発言に対し、資源エネルギー庁幹部が「実現すれば魅力的だ」「一石三鳥四鳥だ」などと応じ批判を浴びた問題を示し、政府全体が領土問題を軽視しているのではと追及。内閣府の鳩山二郎副大臣は、石破首相の2月3日の衆院予算委での答弁を引用し、「絶対にあってはならないことで政府としておわびする」と述べました。
紙氏は、同大会は領土返還のためのさらなる啓発を確認したが、啓発施設の「北方領土館」は外壁が剥がれ落ち老朽化が深刻だとして、早急な対策を要求。内閣府の原典久北方対策本部審議官は「(2025年度)予算案に隣接地域全体の振興に資する調査費を計上した。北方領土館の調査費が含まれている」と答弁しました。
紙氏は、修学旅行などでの学ぶ機会づくりや地域振興のため、町や住民、居住者連盟関係者の声を取り入れた施設とするよう求めました。