2025年3月26日(水)
イスラエル・米に抗議を
参院委で紙氏 ガザ攻撃再開巡り
![]() (写真)質問する紙智子議員=25日、参院沖縄北方特委 |
日本共産党の紙智子議員は25日の参院ODA沖縄北方特別委員会で、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ全域への大規模攻撃を再開して多数の死傷者を出し、米国がそれを容認したことに対し、日本政府は抗議すべきだと求めました。
イスラエルは1月の停戦合意を破り3月18日に大規模攻撃を再開し、18~20日の3日間で500人以上を殺害。犠牲者の約4割が18歳以下だとされています。2023年10月にイスラエルが軍事作戦を開始した以降のガザの死者は5万人を超えました。
紙氏は、レビット米大統領報道官が17日、ガザ攻撃再開についてイスラエルから事前に相談を受け容認したと明らかにしたことを指摘。「イスラエルを容認し続ける米国の姿勢に抗議しないのか」と迫りました。
岩屋毅外相は遺憾としながら、停戦合意を止めないため「米国などに仲介努力を働きかける」と述べるにとどめました。紙氏は朝日新聞の通信員を務めてきたジャーナリストとその家族が24日にイスラエルの空爆で死亡したとの報道に言及し、イスラエルを支援する米国に直接抗議するよう要求。抗議しない姿勢は「米国に追従していると言われても仕方がない」と指摘しました。
紙氏は、わずか2カ月の停戦で、再建の期待を踏みにじられ暮らしを奪われたガザの状況に対し、アルジェリア、英両国の国連大使、フランス外務省が大規模攻撃を非難し、即時停止を呼び掛けたと強調。「日本政府もイスラエルに強く抗議し、米国追随の姿勢を改めるべきだ」と訴えました。