2025年3月16日(日)
米のパリ協定離脱、会談で触れず
環境省は職責果たせ
参院環境委 山下氏
![]() (写真)質問する山下芳生議員=13日、参院環境委 |
日本共産党の山下芳生議員は13日の参院環境委員会で、石破茂首相が2月の日米首脳会談で、米国のパリ協定離脱に触れなかったと指摘し、「環境相は首相に、会談で取り上げるよう進言したのか」と追及しました。
2024年の世界の平均気温の上昇は単年で初めて1・5度を超えました。山下氏は、世界でも日本でも巨大台風や豪雨災害が頻発し、大規模な山火事が多発するなか「今どのような対策をとるかが、今後長期にわたり若い世代の存続、人類の生存にも大きな影響を与えていく」と指摘。「米国のパリ協定からの離脱は、世界が協力して取り組むべき人類的課題に、排出量第2位の国が背を向けるという極めてゆゆしき態度だ。真の友人なら間違いを指摘すべきだ」とただしました。
浅尾慶一郎環境相は「政府部内の調整はつまびらかにできない」との答弁に終始。山下氏は「結果として石破首相は何も言わなかった。環境相としての役割を果たさなかった。さらに気候危機打開に背を向ける米国からLNG(液化天然ガス)を買って協力するのは世界の流れから逆行している」と批判しました。