2025年3月16日(日)
選択的夫婦別姓導入求める
氏名は尊重される基礎
衆院委で本村氏
![]() (写真)質問する本村伸子議員=12日、衆院法務委 |
日本共産党の本村伸子議員は衆院法務委員会で12日、選択的夫婦別姓制度について「2015年の最高裁判決では議論の外に置かれた名字と名前がセットの氏名は、人として尊重される基礎だ」と強調し、選択的夫婦別姓制度の早期導入を求めました。
本村氏は「別姓では子どもがかわいそう」の意見をとりあげ、国際結婚や事実婚、離婚などで親と名字が違う子どもは多く存在すると指摘。「子どもたちをかわいそうとさげすむ感覚こそ是正されなければならない」と述べ、「同姓でも別姓でも、個人として尊重されることが子どもにとっての幸せの大前提だ」と強調しました。鈴木馨祐法相は「指摘はその通り」と述べました。
本村氏は「夫婦同姓が必然的に絆を深めるならば、夫婦間で深刻な対立やDV、離婚といった問題は起こらないはずだ」と述べた事実婚だった両親を持つ20代女性の声を紹介。夫婦の関係の質は「姓の統一より、互いの信頼や尊重といった要素によるものではないか」と述べているとして、認識を問いました。鈴木法相は「そういった面があるのは事実」と認めつつ「家族の一体、子への影響などから別姓に懸念を持つ人がいるのも事実」と従来通りの主張をしました。
本村氏は、日本弁護士連合会が制度導入で「両親・親子は同じ姓が当たり前という認識も変わっていく」と述べた資料も紹介。「夫婦同姓・別姓選択制度」は「結婚する2人のどちらの思いも尊重し、個人の尊厳と本質的平等を保障する」と強調しました。