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2025年2月13日(木)

石破首相の訪米報告

山添議員の質問(要旨)

参院本会議

 日本共産党の山添拓議員が12日の参院本会議で行った、石破茂首相の訪米報告に対する質問(要旨)は次の通りです。


 米トランプ大統領との首脳会談で求められたのは、世界が直面する課題の解決にむけて話しあい、批判すべきは批判し、対等・平等な主権国家同士の信頼関係を構築することでした。

 パレスチナ・ガザ地区の住民の強制移住、パリ協定やWHO(世界保健機関)、国連人権理事会からの離脱―トランプ氏の動きは、国際社会が積み重ねてきた協調のための秩序を踏みにじる暴挙です。トランプ氏の動きを一つでも批判しましたか。

 トランプ氏は米国がガザを「所有」し、ガザ住民を全て外部に移住させると述べました。共同声明が反対を確認した「力による現状変更の試み」です。トランプ氏の構想が国連憲章と国際法、2国家解決という国際社会の合意に反する暴論との認識がありますか。

 トランプ氏はイスラエルのネタニヤフ首相らに逮捕状を発行した国際刑事裁判所(ICC)の職員への制裁を可能とする大統領令に署名しました。「国際的な法の支配を脅かすもの」と非難した79の国と地域による共同声明に日本が加わらなかったのはなぜですか。

 気候危機対策は待ったなしです。トランプ氏にパリ協定離脱を改めるよう求めましたか。

 「日米同盟絶対」の姿勢を続けてよいのかが問われます。米国は「2027年度より後も抜本的に防衛力を強化していくことに対する日本のコミットメントを歓迎した」といいます。安保3文書に基づく「5年で43兆円」のその先も、大軍拡を続けるつもりですか。共同声明は「南西諸島におけるプレゼンスの向上」を強調しました。真っ先に標的となりかねないミサイル基地や弾薬庫を有無を言わさず増やし続けるなど言語道断です。平和を脅かす大軍拡はやめるべきです。

 共同声明が沖縄・辺野古新基地建設の「着実な実施」が「極めて重要」としたことは看過できません。政治的にも技術的にも財政的にも破綻した辺野古新基地建設は中止すべきです。

 共同声明は、沖縄で相次ぐ米兵による性暴力事件に言及がなく、PFAS(有機フッ素化合物)汚染の問題にも触れていません。米兵による犯罪や基地由来の環境破壊、事故の際必ず立ちはだかるのが日米地位協定の壁です。抜本的な改定を求めなかったのですか。

 「日米同盟絶対」のゆがみをただす、ホンモノの改革こそ必要です。


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