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2025年2月12日(水)

契約予算すでに1兆226億円

馬毛島基地建設やめよ

衆院予算委 田村貴昭議員

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(写真)質問する田村貴昭議員(左)=10日、衆院予算委

 日本共産党の田村貴昭議員は10日の衆院予算委員会で、鹿児島県・馬毛島での自衛隊基地建設経費が青天井に膨らむと指摘し、基地建設の中止を強く求めました。

 7日の日米首脳会談で発表された「共同声明」は「南西諸島での日米間の軍事プレゼンスの向上」を明記。田村氏は、防衛省は南西諸島に位置する馬毛島を「日米同盟の抑止力・対処力強化の極めて重要な施設」と位置づけ、米空母艦載機や航空自衛隊F35B戦闘機の離着陸訓練など、島全体を日米の活動拠点とする基地建設を進めていると強調しました。

 防衛省が提出した馬毛島基地建設の資料によると、調査費を計上した2012年度から25年度予算案までに積み上げた契約ベースの予算額は1兆226億円、支出済み額は3327億円になると指摘。総事業費の見込み額を示すよう迫りました。

 中谷元防衛相は、累計予算額が1兆円を超えたことを初めて認め、支出済み額も認めました。一方で総事業費は答えませんでした。田村氏は「経費が青天井になる基地建設は認められない」と強調しました。

 また、建設計画にある係留施設などは、敵基地攻撃に使用可能な巡航ミサイル・トマホークや12式地対艦誘導弾の能力向上型などを満載するイージス・システム搭載艦の使用も想定しているのではないかと追及しました。

 中谷防衛相は「係留施設などは補給艦や輸送艦など大型の艦艇も使用できる想定だが、イージス艦について詳細の決定は行っていない」と答弁。田村氏は「否定しなかったことは重大だ」として基地建設の中止を重ねて求めました。


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