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2023年7月25日(火)

統一協会研修施設ノー

東京・多摩 市長に署名4万人分提出

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(写真)阿部裕行・東京都多摩市長(手前左)に署名用紙を手渡す「統一教会はNO! 多摩市民連絡会」の人たち=24日

 統一協会(世界平和統一家庭連合)が東京都多摩市に購入した土地で研修施設の建築を計画している問題で、市民らでつくる「統一教会はNO! 多摩市民連絡会」は24日、建築を止めるために市に「あらゆる手段を講じる」よう求める署名の第1次集約の4万3805人分を、同市役所で阿部裕行市長に提出しました。

 署名は5月19日にスタート。6月末時点で集約しました。内訳はオンラインが約3万7千、自筆が約6千。

 この日は市民連絡会メンバーや賛同する市民ら計四十数人が参加。市役所玄関前で横断幕を広げ、市長に署名用紙の束を手渡しました。

 市長は自身が統一協会や国、都に直接要望してきたことに触れながら「短期間に市民が気持ちを表したのは重い。世論をバックにしながら、引き続き統一協会に誠意をもって対応するよう求める」と語りました。

 署名は8月末まで続けます。市民連絡会の佐久間む津美・共同代表は「自筆の署名がまだ多くない。私たちのアピール不足もある。なんとなく『怖い』というイメージはあっても、統一協会問題が何なのか、十分理解されていないのでは。学習会などで伝えていく活動も必要だ」と語りました。


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