2023年2月21日(火)
政活費使い統一協会系行事へ
三重県議 新たに4人
共産党「返還を」
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日本共産党三重県委員会は20日、県庁で記者会見し、統一協会と三重県議の関係調査(第2次)で、新たに自民党県議1人と民主系県議(新政みえ)3人が関連団体行事への参加旅費を政務活動費から支出していたと明らかにしました。会見で大嶽隆司県委員長が報告しました。明らかになったのは自民党の津田健児、新政みえの三谷哲央、舟橋裕幸、杉本熊野の4県議。
津田氏は「平和大使協議会」が関与する「全国地方議員連絡会議」の世話人として、18年5月に東京都で行われた研修会に参加。舟橋氏と杉本氏は17年7月、三谷氏は19年7月に「世界平和女性連合」が関わる留学生日本語弁論大会に参加。三谷氏は19年11月の県平和大使協議会の総会にも参加しています。
政務活動費からの支出は、津田氏が約4万2千円、三谷氏は2件で約7千円、舟橋氏と杉本氏はそれぞれ約3千円です。
昨年9月に党県委員会が公表したものと合わせると、関与した現職県議は自民党7人、新政みえ4人の合計11人に上ります。
大嶽氏は「前回の調査結果を発表した際、党は各会派に所属県議と統一協会との関係調査を申し入れており、その時点で自ら明らかにすべきだった。政務活動費を返還すべきだ」と訴えました。