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2022年11月6日(日)

協会会長と認識し関係か

山下氏、西村環境相ただす

参院環境委

写真

(写真)質問する山下芳生議員=1日、参院環境委

 日本共産党の山下芳生議員は1日の参院環境委員会で西村明宏環境相に対し、同氏と統一協会との関係について「知らなかったでは済まない。どう責任を感じているか」とただしました。

 山下氏は、2017年に西村氏と徳野英治・統一協会会長(当時)が国会内で日米の国会議員らと並んだ写真と、2019年に「講師」が徳野氏、「宮城県代表世話人」が西村氏で開催された「安全保障フォーラム」の案内状を示し、「2019年は初対面でないはず。徳野氏が統一協会会長と知った上で代表世話人になったのではないか」と迫りました。

 西村氏は、2度問われたにもかかわらず明確に答えませんでした。

 山下氏は「案内状には『選択的夫婦別姓、同性婚容認などの動きの背後には共産主義があり、国民を扇動している』とある。統一協会・国際勝共連合独特の言い回しだ。知らなかったでは済まない」と批判しました。

 さらに、妹が信者だった男性の「政治家は広告塔。誤解を招く行動は慎むべきだ」という声を紹介し、「広告塔となり被害者を増やすことに加担してしまった可能性があることについて、どう責任を感じているか」と追及しました。

 西村氏は「結果として当該団体の信頼を高めることがあったという指摘は重く受け止める」と述べました。


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