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2022年10月21日(金)

政府が質疑封じ狙い

統一協会など 野党、徹底審議要求

衆院文科委理事懇

 衆院文部科学委員会は20日の理事懇談会で、21日に永岡桂子文科相の所信的あいさつを行い、26日にそれを受けた質疑を行うことで合意しました。政府は予定していた2本の法案提出を取りやめる方向です。統一協会の問題を含めて事実上、野党の質疑を封じることが狙いです。

 野党側は「予算委員会以外で、統一協会の問題を質疑する場は文科委員会しかない。国民の理解は到底得られない」「東京五輪の汚職、園バス放置死事件など問題は山積しており定例開催すべきだ」など徹底審議を求める声が相次ぎました。与党側は「誠意をもって考えたい」と応じました。

 野党側は統一協会の問題について、被害防止と被害者救済に向け、被害者や全国霊感商法対策弁護士連絡会による参考人質疑を行うことを要求。

 日本共産党の宮本岳志議員は「前臨時国会の理事会でも閉会中審査を求めたが開かれておらず、今国会で十分な審議時間を設けるのは当然だ。統一協会の問題は集中審議で議論すべきだ」と主張しました。


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