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2022年10月21日(金)

統一協会会見を批判

野党国対ヒアリング 被害者家族の動画放映

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(写真)統一協会問題の野党国対ヒアリング=20日、国会内

 野党国対ヒアリングが20日に開かれ、統一協会(世界平和統一家庭連合)が同日行った記者会見について、野党議員から批判が相次ぎ、統一協会への正式抗議を求める声があがりました。

 統一協会は20日の記者会見で、国会や野党ヒアリングなどで教団からの被害を訴えていた橋田達夫さんの元妻の動画を放映。橋田さんの訴えに反論する内容となっていました。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会の阿部克臣弁護士は「非常に強い憤りを感じた。橋田さんの息子さんは焼身自殺をされている。どれだけ苦しんできたか、悲しんできたか。そこに対する気遣いなど全く感じられない」と厳しく批判しました。

 阿部弁護士はさらに、元妻は現在も信者で教団の意向に沿う発言しかできないと指摘し、「すみやかに質問権を行使し、解散命令の請求に向け、手続きを進めていただきたい」と求めました。

 統一協会の関連団体が自民党・国会議員と事実上の「政策協定」を結んでいた問題(20日付「朝日」)について、阿部弁護士は「教団と政治の間にどういう癒着があって、それが法律や条例などに影響を及ぼしているのか。検証する必要がある」と強調。国政だけではなく地方議会での調査の必要性も主張しました。


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