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2022年10月8日(土)

細田議長 ボロボロ

統一協会と接点 7件追加

 細田博之衆院議長は7日、統一協会と自らの関係について再調査した結果をA4判2枚の文書で公表しました。新たに関連会合に祝電・メッセージなどを計3件送っていたことや、4回の会合に出席していたことを明らかにしました。

 衆院議院運営委員会の山口俊一委員長と与野党筆頭理事が議長公邸で細田氏から報告を受け、山口氏が記者団に説明しました。

 再調査結果では、「会合への祝電・メッセージ等の送付」については、日韓トンネル実現中国連絡協議会大会(2017年10月15日・広島県、18年9月9日・鳥取県)、島根県平和大使協議会(21年6月20日・島根県)の3本を新たに記載。統一協会関連団体の主催会合に出席・あいさつした回数は、14年以降の4回の会合を追加しました。

 また、前回の文書で世界日報社から取材を受けた改憲問題のインタビュー日時が「19年12月」の誤りだったとし、顧問を務めていた団体名も「日韓海底トンネル推進議員連盟」ではなく、「日韓トンネル研究会」だったと訂正しました。

 日本共産党の小池晃書記局長は同日の会見で、「この紙を見る限りでもきわめて濃厚な関係を統一協会および関連団体ともっていたことははっきりした」と述べる一方、細田氏がどういう認識をもって祝電を送ったり会合に出席したのかはまったく分からないと指摘。「これでは説明責任をはたしたことにはならない」と批判しました。

 細田氏は野党の追及を受け、9月29日に教団関連会合に計4回出席したことなどを認める文書1枚を公表しましたが、野党から「説明が不十分」との批判が相次ぎ、追加報告する考えを示していました。


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