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2022年10月4日(火)

政府として責任もって調査を

山際担当相と統一協会

志位氏

 日本共産党の志位和夫委員長は3日、国会内で記者団から、山際大志郎経済再生担当相が同日、統一協会の韓鶴子総裁との面会(2018年)の事実を認めたことへの受け止めを問われ、「山際担当相はこれまでも、“指摘があると認める、指摘があると認める”の繰り返しだ。これは、隠ぺいしていたが、隠ぺいしきれなくなると、渋々認めるということだ。統一協会総裁との面談という深刻な癒着ということになると、いよいよもって大臣の資格はなく、辞任すべき、罷免すべきだ」と表明しました。

 志位氏は、「しかし、罷免に値するのは彼(山際氏)1人ではない」と指摘。「自民党の調査は調査と呼べないものだと批判してきた」と述べつつ、「岸田内閣の政務3役のうち4割以上の政治家に統一協会との接点が明らかになっているにもかかわらず、政府は何にもやっていない。政府は自民党に丸投げし、自民党は各議員の個々人に丸投げするというやり方で、何の自浄作用も果たしていないというのが現状だ」と厳しく批判しました。

 さらに、政務3役全体について、「深刻な任命責任が問われる」と批判しました。

 志位氏は、「まず政権として、少なくとも政務3役については、どういう癒着関係があったのか、政府として、首相として洗いざらい明らかにする責任をもった調査が必要だ」と主張しました。


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