2022年9月27日(火)
臨時国会で共闘強化へ
共産・立民が国対委員長会談
統一協会問題を追及 命・暮らし守る国会に
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日本共産党の穀田恵二国対委員長と立憲民主党の安住淳国対委員長は26日、国会内で会談し、10月に召集される臨時国会で共闘を強め、統一協会問題を徹底追及し、物価高騰や新型コロナから暮らしと命を守る国会とすることを確認しました。
会談後の記者会見で安住氏は、「わが党と日本共産党で引き続き連携をしっかりとり、さまざまな場面で協力していこうと確認した」と発言。国会が開かれないもと、統一協会問題では国対ヒアリング等で連携してきたとして「いよいよ本番の中で、できるだけ足並みをそろえてやっていく」と述べました。
穀田氏は、「臨時国会では統一協会の追及を柱に掲げ、統一協会の反社会性とともに、統一協会と自民党との癒着、とくに広告塔になってきた細田博之衆院議長や山際大志郎経済再生担当相など閣僚との癒着を徹底追及していく」と表明。物価高騰や新型コロナから暮らしと命を守る国会としていくほか、東京五輪をめぐる汚職問題でも政治の責任を明らかにしていくと述べました。
共産・立民 両党の確認事項
日本共産党と立憲民主党の国対委員長会談で確認した事項は次の通りです。
確認事項
立憲民主党と日本共産党は、憲法53条にもとづき臨時国会の早期召集を要求してきたことを踏まえ、次の臨時国会において、さらに共闘を強めていくことを確認した。
1、臨時国会を統一協会問題追及国会とする。
政府・自民党と統一協会との癒着の全容を解明し、反社会的集団の広告塔となり被害を拡大してきた責任を徹底追及する。
被害者救済のために必要なすべての措置をとるとともに、被害者の救済と防止のための法整備の実現に努力する。
統一協会と自民党改憲項目との関係についても徹底究明する。
細田衆議院議長については議院運営委員会の場で説明を求める。
2、国民のくらしと命を守る国会とする。
物価高騰から国民のくらしを守り、新型コロナから国民の命を守ることは、政治に課せられた焦眉の課題である。国民のくらしと命を守る国会とするため、全力をつくす。
3、東京オリンピックをめぐる汚職事件の全容を徹底追及し、政治の責任を明らかにする。