2022年9月13日(火)
細田氏を入れる 入れない
自民対応 ご都合主義
小池書記局長が批判
「お金をもらうときは『細田さん(博之衆院議長)は自民党だ』といっておきながら、都合の悪い調査になると『自民党会派じゃありません』と対象から外す。これはご都合主義としかいいようがない」
日本共産党の小池晃書記局長が12日の記者会見で、内閣支持率と不支持率が逆転した「朝日」世論調査の結果について問われた中で、こんな痛烈な批判を展開しました。
自民党は統一協会(世界平和統一家庭連合)と所属国会議員の関係を「点検」した際、細田氏を衆院議長で会派を離脱しているため対象から外していました。一方で自民党は、党員であることを理由に、細田氏を政党助成金の交付の算定基礎となる人数には入れています。
細田氏は、統一協会関連団体の会合であいさつするなど統一協会との深い関係が指摘されています。それなのに「点検」対象から外すようなやり方に対して、国民からは厳しい批判の声が上がっています。
小池氏が指摘したように「支持率・不支持率の逆転は当然の結果」ではないでしょうか。(行)