2022年9月3日(土)
鹿児島市議会
統一協会関連団体のイベント
自民6市議が関係
統一協会関連団体が開催するサイクリングイベント「ピースロード」をめぐって1日、鹿児島市議会の全議員(44人)のイベントとの関係について、各会派ごとに調査した結果の報告が議会運営委員会でありました。
自民党市議団から、市議6人(柿元一雄、佐藤高広、霜出佳寿、瀬戸山強、中元克明、平山哲各氏)が、関わりがあったことが報告されました。去年のピースロードに6人が参加し、このうち5人が今年7月に開催予定だった同イベントの実行委員に名を連ねていました。
鹿児島市は先月、日本共産党市議団の要請を受け、同イベントの後援を取り消しました。これを受けて、日本共産党市議団は議運で各会派ごとに調査、報告をすることを提案し、実施されたものです。
自民党市議団は、統一協会との関連は認識していなかったとし、今後関わりを持たないことを確認したとしています。
日本共産党市議団は「6人中3人の市議は、同イベントを共催していた統一協会の関連団体『鹿児島県平和大使協議会』の理事も務めており、関連を認識していなかったとは納得しがたい。統一協会に対する問題意識が欠けており、議員がこれらのイベントに関与することは、同団体にお墨付きを与え被害の拡大につながりかねず、絶対にあってはならないこと」とコメントしました。