2022年8月23日(火)
岸田内閣支持率36%最低
世論調査軒並み急落
自民と統一協会「問題ある」87%
新型コロナウイルス感染症の第7波による感染急拡大、安倍晋三元首相の国葬、自民党をはじめとした政治家と統一協会(世界平和統一家庭連合)の関係などで国民の批判が強まる中、報道各社の世論調査(いずれも20、21両日実施)では、岸田内閣の支持率が軒並み急落しました。(関連記事)
「毎日」の調査では、岸田内閣の「支持」は36%で、前回より16ポイント急落し、内閣発足以降で最低となりました。「不支持」は54%で、前回より17ポイント増えました。
自民党と統一協会との関係について、「きわめて問題があった」(64%)と「ある程度問題があった」(23%)を合わせて87%が「問題があった」と回答しました。
ANNの調査では、岸田内閣を「支持する」は43・7%で、前回より9・9ポイント減りました。「支持しない」は32・7%で、前回より10・0ポイント増えました。
統一協会と政治のつながりで、政党や国会議員が行っている調査や説明などの対応について、「足りない」は80%で、「十分だ」の8%を大きく上回りました。
「産経」の調査では、統一協会との関係が指摘された閣僚や議員の説明について、「納得できない」は81・2%で、「納得できる」は11・1%にとどまりました。
岸田首相が統一協会との関係の見直しを求め、了解した人を任命したことについて、「評価しない」は54・1%で、「評価する」は38・6%でした。
安倍晋三元首相の「国葬」の実施について、「反対」は51・1%で、「賛成」の40・8%を上回りました。