しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2022年8月19日(金)

香川での統一協会系イベント

実行委に自民国会議員

県が名簿公表 共産党が会見

写真

(写真)県が公表した「ピースロード2022イン香川実行委員会名簿(案)」=18日、高松市

 日本共産党香川県議団は18日、県に情報公開請求していた、統一協会の関連団体が主催する行事「ピースロード」の実行委員会名簿の公表を受け、記者会見しました。

 県議団は、公表された「2022イン香川 実行委員会名簿(案)」について、(1)自民党国会議員の現職全員と元職1人が実行委員長、副実行委員長、または顧問に名を連ねている(2)知事のみならず、県下の自治体7市9町の首長が顧問に就任(3)現職の県議5名と元職1人が実行委員に就任(4)高松、坂出、観音寺、善通寺、三豊の各市議9人が実行委員に就任―の4点を指摘。「自民党と統一協会の深い関係が明るみに出た」と強調しました。

 樫昭二県議は、同行事が5月16日の県への後援申請時に提出していた事業計画書に「実行委員長 平井卓也」と記載されていたことを示し、「平井氏は、実行委員長を引き受けた理由を『県や市町も後援しているから』と回答しているが事実ではない。平井氏が実行委員長だったからこそ、県は後援を決定し、知事が顧問に就任した」と述べました。

 秋山時貞県議は「県は後援を取り消したがそれで解決する問題ではない。カルト集団・反社会的団体を県下の自治体に引き入れ、広告塔となって県民を惑わし、被害の発生・拡大を助長させることは許せない。引き続き徹底追及していきます」と力を込めました。


pageup