2022年8月18日(木)
徹底追及 統一協会
萩生田氏と関連施設訪問
参院選目的 生稲氏側認める
自民党の萩生田光一政調会長が6月に、7月の参院選で初当選した同党の生稲晃子氏とともに統一協会(世界平和統一家庭連合)の関連施設を訪問していたことが明らかになりました。生稲氏の事務所が17日、訪問を「事実です」と認めました。
17日発売の『週刊新潮』は、2人が東京都八王子市内の関連施設に足を運び、支援を要請したと報じました。これに関し生稲氏の事務所はコメントを発表し、話を聞かせてもらいたいとの依頼があり、「新人の立場ですのでより多くの方に政策を聞いていただきたいという思いで、スタッフが判断しました」と、参院選が目的の訪問であることを事実上、認めました。
一方で、「生稲本人は今までご指摘団体及び関連団体との関わりは一切ありません」とし、今後は「関わりがないよう慎重に行動する」と表明しましたが、選挙支援のために、霊感商法や集団結婚などが問題となっている反社会的カルト集団と関係をもったことについては一切反省を示していません。
萩生田氏は当時、経済産業相で自民党の都連会長。参院選で生稲氏の応援のためにたびたび駆け付けました。萩生田氏も生稲氏も安倍派に所属しています。
萩生田氏は統一協会との関係について、過去に会合であいさつしたことなどを認めていましたが、6月の生稲氏との訪問については明らかにしていませんでした。