2022年7月31日(日)
維新、旧統一協会と関係
13議員がイベント参加など
日本維新の会の国会議員13人が、反社会的活動で問題となってきた旧統一協会(世界平和統一家庭連合)と何らかのかかわりを持っていたことが30日、藤田文武幹事長の記者会見で明らかになりました。
藤田氏は、同党国会議員団が自主申告制で調査を行った結果、62議員のうち13人が旧統一協会関連団体のイベントへの参加など接点があったと報告。馬場伸幸共同代表、音喜多駿政調会長、足立康史衆院議員、高木佳保里参院議員らとの関与を認めた一方で、寄付の授受や選挙支援など「組織的なかかわりはない」と釈明しました。
藤田氏自身も統一協会系の世界平和女性連合(WFWP)主催の会員制クリスマスパーティーなどに4回参加したと説明。同協会の関連団体だとの認識はなかったものの、「参加しないほうが良かったという思いを持っている」と述べました。
藤田氏は、党の方針として「トラブル団体との距離の取り方は整理すべき」だと表明する予定だとして、かかわりがあった議員を一覧にまとめ来週中に報告すると語りました。