2022年4月19日(火)
軍政打倒勝利まで奮闘
ミャンマー国民統一政府創立1周年
駐日代表事務所が式典
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ミャンマーの軍政とたたかい民主主義を求める同国の民主派幹部で構成される「国民統一政府(NUG)」の創立1周年を記念する式典が17日、都内で開催されました。主催はNUG駐日代表事務所。NUGの閣僚らがビデオメッセージで、民主化のためにたたかうミャンマー国民にたいする日本の人びとへの感謝を表明しました。
ソーバラティン駐日代表は、昨年2月のクーデターで政権を掌握した国軍の軍事独裁の打倒を目指し、同4月16日にNUGが創立された経緯を説明し、弾圧に抗し、民主主義と平和を確立するたたかいは「これからが大事」と指摘しました。国軍は民主派内部の対立や不信をあおる偽情報を流すなどの動きに出ているが、「私たちが求めているのは真の民主国家。軍政側の攻撃に警戒を強めながら、民主化のために勝利するまで頑張っていきたい」と語りました。
ソーバラティン氏はまた、日本政府に対して軍事政権を承認せず、NUGを正式政府として承認するよう交渉を続けていることを説明し、この立場への日本国民の支援を呼び掛けました。
式典にはミャンマーと交流を進めている団体の代表や在日ミャンマー人らが多数出席。超党派の「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」事務局長を務める石橋通宏参院議員(立民)らが連帯のあいさつを行いました。
NUGとのオンライン交流会議など同議員連盟が組織した活動には、日本共産党の小池晃書記局長、井上哲士参院議員が参加しています。