2022年4月12日(火)
「抗議の声あげ続けよう」
フラワーデモ3年 各地で行動
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性暴力や性差別のない社会を求めて声をあげ続けているフラワーデモが11日、スタートから3年を迎えました。今月も、スタンディングなどを東京駅前をはじめ31都道府県で実施。「性暴力を許さない」などと書かれたプラカードや花を手に集まった人たちは、社会を変えるために、これからも抗議の声をあげ続けようと各地でアピールしました。
2019年3月に性暴力の無罪判決が4件相ついだことに抗議して、同年4月11日に東京と大阪で始まったフラワーデモ。以来、オンラインも活用しながら毎月欠かすことなく開催し、デモは47都道府県や海外にも広がっています。
フラワーデモのホームページ上には、呼びかけ人で作家の北原みのりさんの声明を掲載。一審で無罪判決が確定した1件をのぞき、デモのきっかけとなった無罪判決はすべて逆転有罪が確定するなど、「声をあげれば変えられる、という現実を、私たちは私たちの声によって確信することができたのです」と述べ、性暴力被害者がおびえる必要のない社会をつくるために「2022年の新たなフラワーデモの声をあげます」としています。