2022年4月8日(金)
草の根から改憲反対を
国会の動き知らせ声広げよう
法律家らが国会内集会
改憲問題対策法律家6団体連絡会などは7日、国会で進む憲法改悪の動きに反対する集会を衆院第2議員会館で開きました。この日も衆院憲法審査会が開催されるなど、改憲をめぐる危機が急激に増していると強調。「国会で起きていることを知らせながら、草の根から改憲反対の声を広げていこう」とアピールしました。
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同連絡会事務局長の大江京子弁護士は、国会では憲法審査会が予算案の審議中に開会され、2月10日からは4週連続で開催されるなど「いずれも異例の事態です。国会で、改憲の流れが吹き荒れています」と指摘。「改憲派の無謀な議論を広く伝えながら、怒りで国会を包囲していきましょう」と語りました。
田中隆弁護士は、自民党や維新の会などが、「緊急事態下」を口実に国会議員の任期を延長する必要性を審査会として取りまとめることを要求するなど、「公明党なども巻き込みながら、改憲の既定事実化を狙っています」と強調。こうした動きに反対しながら、「参院選が決定的です。改憲の動きを封じる結果を出そう」と話しました。
野党から、日本共産党の赤嶺政賢、立憲民主党の近藤昭一、柚木道義の各衆院議員が参加しました。
赤嶺氏は、憲法審査会の場でも憲法改悪に反対する他の野党と一致点で力をあわせながら、「改憲ありきの審査会そのものを開くべきではないと主張し続けます」と表明。参院選で、改憲派を少数に追い込むために奮闘しようと訴えました。
集会は、総がかり行動実行委員会と共催しました。