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2022年4月8日(金)

かじかわ候補で命守る府政

北陸新幹線延伸より暮らし

 京都府知事選(10日投開票)で勝利に向け奮闘する「つなぐ京都2022」の、かじかわ憲候補(62)=無所属新、日本共産党・緑の党府本部推薦、新社会党府本部支持=は7日、京都市内を駆け巡り、勝利への支援を呼びかけました。


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(写真)支援者に囲まれグータッチを交わす、かじかわ候補=7日、京都市南区

 京都市南区のスーパー前では、世界遺産・東寺(とうじ)の近隣に住む、橘美岐子さん(72)が応援のマイクを握り、「近くで北陸新幹線延伸に向けた環境アセスメント調査がされていて驚いた。福井から大阪まではたくさんの在来線があり、30分早くなるためだけに、8割がトンネルという大規模工事が本当に必要なのか。かじかわさんの勝利で計画を止めてほしい」と訴えました。

 かじかわ候補は「北陸新幹線延伸計画をどうするのか、知事選の重大な争点となった」と強調。地下40メートルのトンネル工事が地下水に与える影響や建設残土の問題、将来世代にまで及ぶ大借金など計画の問題点を指摘し、「こんなことにお金を使っている余裕はない。府民の命を守るため、みなさんからの税金をびた一文無駄にしない府政をつくらせてほしい」と力を込めました。

 聴衆から「京都市の財政難」に対する質問が出され、かじかわ候補は「京都市が後退していく中で、子どもの医療費など府が下支えできるところはやり、府ができるだけ市民に直接支援できるようにしていきたい」と答えました。


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