2021年12月29日(水)
保健所体制の強化を
大阪府職労
大阪府職員労働組合(小松康則委員長)と同健康医療・保健所支部は27日、吉村洋文知事、藤井睦子府健康医療部長あてに、「新型コロナウイルス『オミクロン株』の感染拡大、第6波に備えた保健所体制の強化を求める申し入れ」を行いました。
申し入れでは、「オミクロン株」は感染力が強いといわれており、感染者の増加に伴って保健所業務がひっ迫することは明らかだと指摘。これまでも過労死ラインをはるかに超える時間外勤務が続いているほか、コロナ禍での生活困窮や虐待、DV相談などの対応も増加の一途で、各保健所からは体制強化のないまま第6波を迎えることへの不安の声が噴出しているとしています。
感染拡大を抑制し、住民と職員の命と健康、暮らしを守るため、▽保健所内での応援体制の整備など、過労死ライン超えの時間外勤務を解消するための具体的対策を行う▽他部局から職員応援体制がとれるよう早急に準備を行う▽勤務間インターバルの設定や連続した休暇の付与など過重労働対策、健康管理に全力をあげること―など4点を求めています。