2021年12月27日(月)
辺野古リポート
米軍基地が調和分断
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●12月18日 やんばるの自然を守ろう
「やんばるの森と大浦湾の自然を守る」名護市民有志の会と、沖縄の「基地と行政」を考える大学人の会は、沖縄県名護市内で市民学習会を開き、約80人が参加しました。
桜井国俊・沖縄大学名誉教授は「やんばるは森と海のつながりを大切にし、人々の生活と自然の営みが調和しているが、そのつながりを断ち切っているのが米軍基地だ」と報告しました。沖縄平和市民連絡会の北上田毅氏は「大浦湾のB27地点は水面下90メートルまで軟弱地盤だが周辺のデータから類推しているにすぎない。今からでもB27地点をボーリング調査すべきだ」と指摘しました。ほかに加藤裕弁護士、吉川秀樹氏が講演しました。
●22日 シュワブ従業員もオミクロン株に
米軍キャンプ・ハンセンで223人の新型コロナウイルスのクラスターが発生したのに続き、キャンプ・シュワブで働く宜野湾市の30代男性がオミクロン株に感染したと沖縄県は発表しました。
シュワブゲート前には小雨の中、約40人が座り込みました。司会のヘリ基地反対協の仲本興真事務局長は「キャンプ・ハンセンとシュワブは地続きだ。オミクロン株の感染防止のためにも違法工事を直ちに中止すべきだ」と現場の防衛局職員に抗議しました。