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2021年12月27日(月)

食料支援・生活相談 全国で

余る生乳に心痛める

北海道帯広

 生活に困窮する学生や青年にクリスマスのプレゼントをと、北海道帯広市の日本民主青年同盟十勝地域班は24日、帯広畜産大学の近くで8回目の食料支援を緊急に開催しました。

 氷点下の冷気が肌を刺す中、サンタやトナカイのコスプレ(格好)で学生らを迎えたスタッフたちが「クリスマス模様の袋に食料品や消耗品を入れて持っていって」と呼びかけました。

 メールの「お知らせ」を見たという学生や友人から聞いて来たという学生、下校途中にたまたま通りがかった学生たちが無料配布を次々に利用。生活相談も寄せられました。

 搾乳のアルバイトをする畜大生が多く、「生乳が余っているニュースに心を痛めている」と話しました。

 部活で先輩との交流や楽器演奏、コンクールが制限されているという1年生は、前回の食料支援を利用した時に登録したメール配信を見て参加しました。

 コロナの影響で収入が減った親から「アルバイトを増やして家計を助けてほしい」と言われている2年生は、「保存が利く食べ物や生理用品はいくらあっても困らない」とうれしそうです。

 車の荷台にどっさり積まれたコメを、寮生活の学生たちがお土産にと持ち帰りました。


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