2021年12月9日(木)
改憲阻止へ国民的反撃
穀田国対委員長が決意
茂木氏の大軍拡発言を批判
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は8日、国会内で会見し、80年前の12月8日はアジア・太平洋戦争が始まった日だとして、「いま9条改憲と一体の大軍拡という危険な局面を迎えている。今日のそういう日を期して、憲法改悪反対の国民的な大運動を盛り上げていく決意をしているところだ」と表明しました。
穀田氏は、同日の衆院本会議の代表質問で自民党の茂木敏充幹事長が軍事費について「GDP(国内総生産)費1%枠」という従来の考え方にとらわれずに拡充を求めたことを批判しました。さらに、「この大軍拡の危険な動きと一体に、茂木氏は『緊急事態対応』を含む4項目を中心に改憲の議論を『国会議員の責務』などと言って、公然とけしかけている。国民的な反撃で9条改憲と大軍拡を阻止し、憲法が生きる政治をつくっていきたい」と述べました。