2021年12月4日(土)
設計変更「不承認」支持
米軍新基地断念せよ
同時行動 官邸前と沖縄県庁前
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沖縄・辺野古への米軍新基地建設の断念を求める行動が3日、首相官邸前で行われました。沖縄県庁前で約500人が結集した県民集会(主催=オール沖縄会議)と同時に開催。国が提出した設計変更申請を玉城デニー沖縄県知事が「不承認」としたことを支持する声を全国からあげようと訴えました。
「不承認」と書かれたプラカードが掲げられた官邸前。辺野古の海をイメージした青い服や装飾品などを身に着けて参加する人が目立ちました。
総がかり行動実行委員会の勝島一博さんが主催者あいさつ。辺野古の海底はマヨネーズ並みの軟弱地盤であると指摘し、「基地建設が不可能であることは明らかです。沖縄の声を受け止め、岸田政権は基地建設を断念すべきだ」と述べました。
「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会の木村辰彦さんは、沖縄県が「不承認」を表明し、新たな局面を迎えたと指摘。「全国で、米軍基地はいらないという声をあげていきましょう」
日本共産党、立憲民主党、社民党の国会議員がスピーチし、れいわ新選組がメッセージ。共産党の井上哲士参院議員は、破綻している米軍新基地建設に固執する日本政府の態度を変えるため、「全国で力をあわせていきましょう」と訴えました。
官邸前には、500人(主催者発表)が参加。主催は、総がかり行動実行委と「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委です。