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2021年11月20日(土)

党京都市議団 テレ朝に抗議

庁舎整備 すべて賛成のように放映

 19日にテレビ朝日系列で放映された「羽鳥慎一モーニングショー」で、日本共産党京都市議団(井坂博文団長、18人)が京都市役所の庁舎建て替えをめぐり、建て替えすべてに賛成したかのような報道がされたとして、党市議団として同日にテレビ局に抗議し、談話を発表しました。

 番組は、建て替えの際の地下通路や茶室など、豪華で不要な整備について報道しましたが、その際、団長の発言の一部が切り取られました。

 談話では、党市議団が建て替えをめぐり、職員の執務環境の改善や耐震改修は必要としながら、「今の京都市政財政と市民生活のもとで、建設費は可能な限り縮減するべき」「地下通路や庁舎の一部に民間店舗を引き込むなどは不要」と指摘し、議会では建て替えの工事契約に唯一反対してきたことを強調。

 その上で「議場の改修については、耐震化・バリアフリー化された以外は、天井や窓などもともとの構造と変更がないことから『豪華とまでは言えない』と答えたものです」と述べています。

 番組作成では1時間半に及ぶ取材のなかで党市議団の態度を詳しく説明したとし、「党市会議員団の立場が正確に伝わらない形で放映されたのは残念」としつつ、「市庁舎整備は完了しておらず、党議員団は、今後も必要な見直しを提案し、市長に経費の縮減を求めます」と訴えています。


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