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2021年11月13日(土)

改憲・9条破壊阻もう

総選挙後 新局面 九条の会声明

 九条の会は12日、「総選挙後の改憲問題の新たな局面を迎えて」とする声明を発表しました。総選挙結果を受けた新たな改憲の動きに対し、市民と野党の共闘の力に確信を持ち、改憲と9条破壊阻止へ立ち上がることを呼びかけています。

 声明は、総選挙の結果、自民党、公明党、日本維新の会などの改憲勢力が衆院の3分の2を超す議席を得た新たな局面のもと、「岸田政権は、安倍政権以来の改憲策動の強化に踏み切る構え」だと指摘しています。

 岸田政権がまず手をつけようとしているのが「安倍・菅政権が推進した9条破壊の加速化」だと強調。対中国の軍事同盟強化をめざす「国家安全保障戦略」の改定などの推進と同時に、「憲法9条明文の改憲にも踏み込むべく、臨時国会における憲法審査会での改憲案討議入りを狙っている」と告発。その策動を維新や国民民主党が後押ししていることも指摘しています。

 一方、9条の会をはじめとした市民の草の根の運動、市民と野党の共闘が改憲の企てを阻み続けてきたと強調。「来年の参院選に向けた新たな改憲の動きに待ったをかけるのも、この市民と野党の共闘の力以外にはない」として、改憲と9条破壊の阻止に決意を新たに立ち上がることを呼びかけています。


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