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2021年11月12日(金)

福祉灯油など支援ぜひ

高値が続き業者らも悲鳴

仙台市に共産党

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(写真)藤本副市長(左から4人目)に要望書を手渡す嵯峨団長(その右)ら党市議団=10日、仙台市役所

 原油価格の高騰にともなうガソリンや灯油価格の高値が続く中、日本共産党仙台市議団は10日、郡和子市長に対し、市民生活と事業者を支える福祉灯油などの施策の実施を求める要望をしました。

 嵯峨サダ子党市議団長が、応対した藤本章副市長に要望書を手渡しました。

 市の灯油価格が、みやぎ生協の宅配灯油で11月1日現在18リットル(1缶)1944円と昨年よりも450円以上高い水準となり、ガソリンも東北6県平均で1リットル当たり166円を超える高値が続いていると強調。食料品の相次ぐ値上げや電気料金など水光熱費の引き上げが家計を圧迫し、農漁業者、運送業者、クリーニング業などをはじめ、コロナ禍にあえぐ地元業者からも悲鳴が上がっていると指摘しました。

 市が2007年12月に福祉灯油を実施した時よりも灯油は高く、さらに消費税が10%に上がっており、一刻も早く市民生活と生業(なりわい)支援が必要だと、福祉灯油の実施や地元中小事業者への燃料費助成制度の創設、民間福祉施設の暖房費への助成実施、バス・タクシーなどへの支援策を求めました。

 藤本副市長は、「いただいた要望書も踏まえ、状況をよく見て検討したい」と答えました。


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