2021年10月27日(水)
“核禁”日本も参加を
井上氏＠岡山・広島
 （写真）大型商業施設の前で訴える（左から）井上、大平の両氏ら＝26日、広島県東広島市 |
日本共産党の井上哲士参院議員は、衆院選（３１日投票）後半戦に入った２６日、岡山市と広島県の東広島市、呉市の３市で街頭演説しました。大平よしのぶ衆院中国ブロック比例代表候補の議席回復へ「当落線上の大接戦。あと一押し『比例は日本共産党』を広げてほしい」と呼びかけました。
広島県では大平氏と一緒に訴え。東広島市で井上氏は、コロナ感染爆発や貧困と格差の拡大、「政治とカネ」への反省もない岸田政権を「私たちの一票で代える以外にない」と力を込めました。核兵器禁止条約が採択された２０１７年国連会議に参加した日本の政党は日本共産党だけ、中国地方選出の国会議員＝元＝は大平氏だけだと強調。「“ヒロシマの心”を大事にする大平さんを押し上げ、禁止条約に参加する日本をつくろう」と呼びかけました。
学生生活を送った同市で大平氏は、高学費やコロナ禍で苦しむ学生の実態を告発。「自民党政治を転換し、学費を半額に引き下げ、学生たちが学ぶ権利を守り支える政治を実現したい」と訴えました。
岡山市では余江ゆきお衆院岡山１区候補とともに３カ所で街頭演説。聞きに来た医療関係の女性（４２）は「なにより命が大切。コロナ禍で、本当にしんどい時に助けてくれない日本の政治の姿が見えた。実体験から訴え、国民の声を聞こうとする人に政治家になってほしい」と語りました。
