2021年10月26日(火)
“埼玉燃ゆ”で北関東比例2議席必ず
さいたま市 志位委員長が訴え
東京12区 池内候補押し上げを
大激戦となっている総選挙(31日投票)での勝利にむけて、日本共産党の志位和夫委員長は25日、さいたま市、東京都北区で演説し、「『比例は共産党』を広げに広げ、『埼玉燃ゆ』の状況をつくりだして、埼玉から、北関東から、政権交代と共産党の躍進を勝ち取ろう」と呼びかけるとともに、東京・北区では「池内さおり候補(比例重複)を東京12区から国会に押し上げてください」と訴えました。
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さいたま市で訴えた志位氏は、「いま比例北関東ブロックは、1議席から2議席目を奪還できるかどうか。当落線上に向け猛追の状態です。塩川鉄也さんを引き続き働かせていただくとともに、梅村さえこさんの議席を奪還しよう。大激戦を制して押し上げよう」と力を込めました。
志位氏は、コロナから命を守るための日本共産党の提案について三つの角度から訴え。この中で志位氏は、札幌市での居酒屋店主との懇談で、「これまでの給付金で一番役に立ったのは、なんですか」と聞くと、店主から「それは持続化給付金です。でも、一回きりしかでない。なんとかならないですか」と語られたことを紹介し、「持続化給付金、家賃支援給付金の第2弾を支給させよう」と訴えました。
その上で、法改正が問題になっていると述べた志位氏は、「罰則を強化するような方向は反対です。脅しつけて、国民を従わせようというやり方は間違っている」と批判し、法改正するなら、「自粛とセットで補償する」と明記すべきだと訴え。「いまの感染症法の一番の弱点は、これが書かれていないことです。補償をしっかり明記した法改正、新しい国会でやろうではないですか」と呼びかけました。
志位氏は、安心と希望のもてる日本をつくる「四つのチェンジ」をくわしく訴え、「この四つの願い、どうかこぞって日本共産党に託してください」と訴えました。
北関東比例の塩川候補は、コロナ禍で「自粛と補償はセットで」と求めたとして、「一連の経済政策を実現しました。日本共産党を伸ばせば、政権交代へと動かすことができる」と強調し、梅村候補は「政権交代を実現し、消費税を5%に減税しよう」と述べました。大内くみ子候補が訴えました。
小選挙区の6候補が紹介されました。
東京・北区
東京都北区で志位氏は、池内候補について「2014年の初当選後、最初に取り組んだ質問がLGBTの権利を守る質問でした。予算委員会でこれを正面から取り上げたのは、池内さんが初めてでした」と紹介。また党東京都委員会のジェンダー平等委員会責任者として、「痴漢ゼロの東京をつくろう」と発信をしてきたことに触れ、「ジェンダー平等は、総選挙の大争点になっています。池内さんに、国会に戻ってもらい、思う存分活躍してもらおう」と力を込めました。同時に、「比例代表は、日本共産党を広げ、現有2議席を絶対確保し、3議席を奪還し、4議席に挑戦を」と訴えました。
志位氏は、「四つのチェンジ」をくわしく訴え。その上で12区では公明党が相手候補だとして、「公明党は『自公連立20年』といいますが、暮らしはよくなりましたか。医療も介護も年金も、削る一方ではないですか。『福祉の党』の看板も、『平和の党』の看板も、大臣のイス欲しさですべて投げ捨てたのが公明党です」と批判し、「この党に負けるわけにはいきません。みんなで力をあわせて、池内さんを12区から国会に押し上げてください」と訴えました。
池内候補は「12区から政権交代。市民と野党の共闘で、真っ黒黒塗りの政治を終わらせよう。みんなの声でカラフルな政治の実現を」と語り、「男女賃金格差の是正はまったなし。ジェンダー平等、一緒にすすもう。選挙区から勝ち上がらせてください」と力を込めました。
応援に駆け付けた立憲民主党の川田龍平参院議員は「今回の総選挙は政権選択の選挙、未来を選択する選挙です」「選挙で日本を変えよう。東京12区は、池内さおりさんを勝たせてください」と語り、性暴力被害を取材するライターの小川たまかさんは、男女の賃金格差や意思決定の場に女性が少ないなどの問題があるとして、「女性問題は政治の問題です。池内さおりさんのような政治家が社会を変えます。池内さんに1票を」と訴えました。