2021年10月23日(土)
気候変動対策求め行動 各省前
衆院選の各候補者に気候変動対策を求めるため、「Fridays For Future Tokyo(未来のための金曜日 東京)」は22日、東京・霞ケ関の各省前でスタンディングを行いました。
経済産業省前では「私たちの未来を奪わないで」と声を上げました。大学1年生のAさんは、この日「第6次エネルギー基本計画」が閣議決定されたことに「私たちの声が反映されていない。国民の声をきちんと聞く仕組みが必要」と語りました。高校3年生のBさんは、2030年にも石炭火力を温存させる政府方針を「世界の常識を無視した政策。未来へのリスクを評価していない、明らかに間違っている」と批判。中学2年生のCさんは「(政治家は)もっと本気で未来に向けて行動してほしい」と訴えました。
今回の取り組みは、世界中の若者を中心とした人々が気候危機を止めるために対策を求め声を上げる「世界気候アクション」の一環。全国各地でスタンディングなどが展開され、ツイッターで「#気候危機見て見ぬふりはもうできない」と一斉投稿する活動などが取り組まれました。