2021年10月18日(月)
政治変えないと患者救えない
東京 医師ら谷川予定候補と訴え
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「政治を変えないと患者さんは救えない。変えよう。政権交代へ」。コロナ禍の地域医療を支える医師が17日、JR大森駅前(東京都大田区)に集結、マイクを握って「ドクターズトーク」し、日本共産党の谷川智行東京比例・4区予定候補を国会へ送り政権交代をと訴えました。
白衣の医師が次々とマイクで訴えました。横浜市から駆けつけた沢田貴志港町診療所長は第5波で大混乱が起きたのは保健所を削減、公的病院を民営化するなど公共医療を軽視した政治の結果だと指摘。「格差をなくし、だれでもちゃんと医療にかかれるようにしないとコロナ対策はできない。安倍政治を継承する岸田政権ではできない」とのべ、現場の声を聞いてきた野党統一の谷川予定候補を国政へと訴えました。
大田歯科(同区)の吉田心一歯科医師は、コロナ禍で失業して受診できず歯周病が悪化する患者が増えているなどの実態を告発。「医療費削減を国民に押しつけ大企業優遇をしてきた政治を変えなければ。国政の治療を谷川さんで」と語りました。
司会した高岡直子医師は「コロナで自宅に放置された患者を救いたくても満足な医療を受けさせられず、じくじたる思い。政治を変えよう」と強調しました。
谷川予定候補は、岸田首相が在宅死を出した「原則自宅療養」方針を反省、撤回もしていないと批判。ワクチンと一体で大規模検査、医療・保健所体制の強化、暮らしと営業への補償と支援―のコロナ対策抜本的強化へ力を尽くすと訴え「野党共闘の勝利で政権交代を」と力を込めました。