2021年9月21日(火)
2021総選挙
期待 次々
衆院議員の任期満了まで21日で1カ月となりました。総選挙日程は未確定ですが、すでに各党本番並みの激しさです。3連休最終日の20日、日本共産党・後援会は全国各地で宣伝、演説会・集いなどを開き、党躍進、市民と野党の共闘の勝利のために全力をあげました。
「自民はダメ、頑張って」
@広島
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中国5県の日本共産党が16日から取り組んでいる、大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例予定候補の議席奪還と政権奪取5日間作戦最終日の20日昼、党広島県女性後援会は、広島市の繁華街で「比例は日本共産党と広げに広げ、党躍進と市民と野党の共闘勝利で、政権交代を実現しよう」と訴えました。20人以上が参加しました。
党ののぼり8本と、新しく作った「なにより、いのち。」の横断幕など4枚を掲げアピールするとともに、「なにより、いのち。ぶれずに、つらぬく」の「しんぶん赤旗」号外を配りました。
中村孝江事務局長は、命と尊厳を脅かし、医療と公衆衛生を切り捨て、使い捨ての雇用を広げ、国民に自己責任を強いてきた安倍・菅自公政権の9年間を厳しく批判。菅首相の辞任は、「国民の世論と運動が追い詰めた」と強調、「総選挙は政権交代が目の前に見える選挙になっている」と指摘しました。
参加者が次々にリレートークし、共産党への支持を呼びかけました。「桜を見る会」の問題や政治家によるジェンダー差別の問題発言でワースト1位の自民党・杉田水脈衆院議員への辞職を求める横断幕に注目する人が何人もおり、横断幕を持つメンバーに「自民党はダメ、頑張って」と野党への期待を語りかける高齢の男性もいました。
「共産党大きくなって」
@東京・新宿
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東京都新宿区の日本共産党と後援会は20日、高田馬場駅近くのスーパー前で宣伝しました。大山とも子都議は「気候対策やジェンダー政策を前に進め、命と暮らしを守るために政治を変えよう」と訴えました。カラッとした秋晴れのなか、買い物かご片手に「がんばって」と声援を送る人や、青果売り場から手を振る人の姿もありました。
買い物帰りの女性(77)は「テレビは総裁選ばかり。自民党の中で誰がなっても、コロナ対策は変わらないのに」とあきれた表情。「30年以上応援している。とにかく共産党に勝ってもらうしかない」と話しました。
「共産党の人はいつも気さくに、私の『困った』話を聞いてくれ、助けてくれるから信頼している」と笑顔で話すのは、偶然通りかかった女性(76)。「衆院選で共産党を大きくして、もっと暮らしやすい社会になってほしい」
宣伝には、あざみ民栄区議、杉山直子区議予定候補も参加。「#自粛にはちゃんと補償を」のプラスターやのぼり旗でアピール。参加した男性(70)は「チラシの受け取りはいつもより良かった。注目されていると感じる」と話しました。
離れたところで熱心に聞いていた男性(87)は「菅政権は何もかも対応が遅すぎる」と批判。「正直どこに投票するか迷っている」と言いつつ、「共産党の話す理想は良い。野党で政権を代えてほしい」と話しました。
大山氏は「政治は必ず動く。7月の都議選でも共産党は議席を1増やし19議席になった」と強調。「間近の衆院選は、菅政治の無策を変える絶好のチャンスだ」と訴えました。