2021年9月16日(木)
横浜 カジノ業者撤退
市の誘致撤回宣言受け
公募参加の2社
横浜市の山中竹春市長のIR(カジノを中核とする統合型リゾート)誘致撤回宣言(10日)を受け、公募に参加していた2社が横浜でのIR参入に向けた活動から撤退すると表明しました。
公募に参加していたのは2グループで、それぞれ「メルコリゾーツ」(香港)と「ゲンティン・シンガポール」(シンガポール)が代表企業とされています。
メルコは13日、会長兼最高責任者(CEO)のローレンス・ホー氏が「残念ながら、横浜市民の同意を得られず、明確な評決が市長選によって下されました。IR反対を掲げて立候補し、当選した新市長の方針により、私たちが目指してきた横浜でのIR実現の扉は正式に閉じられた」とのコメントと、横浜オフィスの閉鎖を発表。一方、都内オフィスは維持し、日本でのIR参入を模索するとしています。
ゲンティンは10日、文書で、横浜市の決定を「予期せぬ事態」として「驚き、失望しました」とコメントしました。