2021年9月14日(火)
陸自オスプレイ 静岡・東富士に初飛来
離着陸訓練を強行
陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に配備されているV22オスプレイが13日、静岡県に初めて飛来し陸自・東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)で離着陸訓練をしました。自衛隊のオスプレイが千葉県以外で本格的な訓練をするのは航空自衛隊百里基地(茨城県)に続いての事です。
「オスプレイに反対する東富士住民の会」の確認によると、午前10時13分に1機が小山町上空で確認され、その後、訓練を行ったもようです。
7月に行われた東富士演習場使用協定運用委員会で、地元の自治体と地権者団体は訓練を容認。演習通報では、今月13日から17日、21日、22日、24日の各日午前7時から午後10時に1機が離着陸訓練を行うと発表されていました。
「住民の会」の渡邊希一事務局長は「日常的に飛来する米軍のオスプレイだけでなく、自衛隊のオスプレイまで飛来し、県内や関東でさらに危険が高まります。市民・国民の安全・安心が脅かされないように監視をしていきながら、地元の自治体や地権者団体へオスプレイの訓練容認の撤回を申し入れていきたい」と話しています。