2021年9月7日(火)
総力あげて政権交代
菅首相退陣表明 市民連合が声明
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)は4日、菅義偉首相の退陣表明を受け「市民と野党の総力で政権交代を」と呼びかける声明を発表しました。
菅首相の手法は、日本学術会議会員の任命拒否など人事権で屈服させるもので、新型コロナ対策では、「科学的知見の無視、多様な意見との対話の拒否という独善的姿勢」で問題を悪化させたと指摘。「統治能力を失い、国民の不信を集めている菅首相が退陣するのは当然」と述べています。
自民党総裁選で、安倍、菅両政権による憲法無視、権力の私物化、虚偽と情報の隠ぺいを総括することなく新政策を争うかのように演出するのは、国民を欺くものだと批判。
総選挙では野党の政策合意にもとづき、「市民と野党の総力を結集して政権交代を実現するために、全力を尽くしたい」と表明しています。