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2021年8月31日(火)

目指す保育へ全国後援会集い

政治変える展望学ぶ

田村氏招き

写真

(写真)「よりよい保育の実現へ政治を変えよう」と展望を語りあった田村氏(中央)と参加者=27日

 日本共産党全国保育後援会は27日、田村智子副委員長を招き、目指すべき保育を実現するために政治を変える展望を、学び、語り合うつどいをオンラインで開催しました。北海道から沖縄まで全国から400人以上が参加しました。

 子どもたちにも感染が急拡大し、保育所も各地でクラスターが発生しています。愛知の園長は、保育士が本人や家族の感染で出勤できない状況が生まれ、日常的な人手不足にさらに拍車がかかっていると話し、「園の努力だけでは対応が難しい。保育所での定期的な社会的検査を」と訴えました。

 2年目の保育士は「保育は大切な仕事だと実感しているが、給与が低いのが当たり前になってしまっているのはおかしいのでは?」と質問。田村氏は、かつては女性の平均給与を引き上げる役割を果たしていた公立園の保育士が削減され、保育士が平均給与を引き下げる状況になっている現状を告発し、「保育の専門性や経験が評価されるようにしなければならない」とこたえました。

 田村氏は、政府がコロナ禍でも医療や福祉の現場の要求にこたえないのは「社会保障の予算を増やしてはいけないという呪縛にとらわれているからだ」と指摘。この大本を転換できるのは日本共産党しかないと、総選挙での党の躍進と政権交代を力強く訴えました。

 つどいには、子どもの権利委員会責任者の梅村さえこ・衆院北関東比例予定候補も参加しました。


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