2021年8月22日(日)
辺野古リポート
誇りある豊かな名護に
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●8月17日 交付金依存でない名護市へ 岸本氏が出馬表明
名護市議の岸本洋平氏は名護湾を背に記者会見し、来年1月23日の市長選挙への立候補を表明しました。
岸本氏は、辺野古新基地建設は「到底認められない」と述べ、「生物多様性豊かな辺野古・大浦湾の海を守るために、主義主張を乗り越えて誇りある豊かな名護市をつくっていく」と決意表明。米軍再編交付金に頼らずに、子育て支援策の無償化を継続すると述べ、交付金依存の現市政を告発しました。
ヘリ基地反対協の仲本興真事務局長は「最適の候補者が決まった。野党市議が結束し、地元市民の力をどれだけ引き出すことができるかが勝利のカギだ。総選挙でオール沖縄候補を勝利させ、勢いをつけたい」と話しました。
●19日 過去最高の感染者でも工事強行
沖縄県の新規コロナ感染症拡大は、人口10万人当たり全国トップの300人を超えています。それでもキャンプ・シュワブでは連日、作業車が170台ほど入り新基地建設工事を強行しています。このもとで、県民十数人が感染症対策をとりながら、「新基地よりコロナ対策を」などのパネルを掲げ、監視活動を粘り強く続けています。
旧盆の20日から23日は、すべての工事が休止します。