2021年8月18日(水)

志位委員長　ベトナム大使と会談

（写真）懇談後、肘タッチを交わす志位和夫委員長（右）とブー・ホン・ナム駐日ベトナム大使＝17日、党本部

　日本共産党の志位和夫委員長は１７日、党本部でベトナムのブー・ホン・ナム大使と会談しました。同大使は、新たに選任されたグエン・スアン・フック国家主席、ファム・ミン・チン首相の書簡を手渡し、両党・両国関係の発展などのメッセージを伝えました。

　この機会に両氏は、核兵器禁止条約が発効した後の新しい情勢をはじめ、世界とアジアでの平和に向けた取り組みなどで意見交換しました。

　このなかで志位氏は、東アジアでの平和に向けた取り組みについて、軍事対軍事の対立や軍拡競争の悪循環はきっぱりと排して、どんな国であれ覇権主義は許さず、国連憲章と国際法という共通のルールにもとづいて、平和的に共存していくことが重要だと提起しました。

　ナム大使は、地域の平和のために国際法の順守や粘り強い外交努力が重要だと指摘し、これらの諸課題で一致点での協力を発展させたいと述べました。

　会談には、日本共産党から緒方靖夫副委員長、小林俊哉国際委員会事務局次長、ベトナム側からブー・ハイ・ディエップ１等書記官が同席しました。