しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年8月12日(木)

橋は崩れ孤立地域も

青森豪雨 高橋議員が調査

写真

(写真)橋が崩落した現場で市職員(右から2人目)から話を聞く高橋議員(その右)と吉俣県議(右から3人目)=11日、青森県むつ市

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は11日、台風9号から変わった温帯低気圧による豪雨で甚大な被害が発生している青森県むつ市と風間浦村の現地に駆け付け、調査しました。吉俣洋県議と、工藤祥子、佐藤武の両むつ市議が同行しました。

 青森県内は9日夜から10日にかけて下北地方を中心に24時間の降水量が300ミリを超える大雨となりました。国道279号で土砂崩れや冠水、橋の崩落が相次ぎ、道路が寸断され、800人が孤立状態になりました。

 高橋氏らは、大量の流木や橋脚の沈下によって崩落した、むつ市の小赤川橋を調査。川の上で命綱につかまった大勢の消防隊員たちが、孤立した地区に物資をバケツリレーして運び入れていました。

 市職員から聞き取りをしている最中にも、人工透析が必要な高齢者が災害救助用の担架で市街に搬送されました。風間浦村では、土砂崩れによる通行止めの現場などを調査して回りました。

 一行は下北地域県民局で懇談し、地域整備部の斉藤真吾次長が八つの寸断箇所について、まず孤立の解消に向けて復旧の方法を検討していると説明。衆院国土交通委員会委員の高橋氏は「国と地域とをしっかり結んで、復旧につなげます」と応じました。


pageup