2021年8月1日(日)
辺野古リポート
警備側は数倍規模
●7月26日 過剰警備ではなくコロナ対策を
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20日から25日まで台風6号の影響などで工事はすべて休止になりました。
26日以降は、200台前後の工事車両が連日基地内に入り、県民十数人がそれをゲート前で監視しました。車両の種類や積載物をチェックする監視活動の付近では、民間警備員約50人と機動隊員10人余りが警備に当たっています。
沖縄県統一連・瀬長和男事務局長は26日、「監視する県民の何倍もの過剰警備は異常だ。コロナ感染症が再び拡大中だ。違法工事を中止し、コロナ対策に全力をあげるべきだ」と話しました。
●29日 裁判所は工事止める判断を
辺野古新基地建設で沖縄県の埋め立て承認撤回を無効にした国土交通省の決定は違法だとして、取り消しを辺野古の住民らが求めた抗告訴訟の第12回口頭弁論が那覇地裁(福渡裕貴裁判長)で行われました。
原告側の中村昌樹弁護士が陳述し、「国は、県の埋め立て承認の条件とした留意事項を守らず、いつ完成するかもわからない工事を強行している。裁判所はこの工事を法的に明確に止めることができる」と裁判官に訴えました。
県民約50人が公判後、裁判所前の公園で集会を開き、高良鉄美参院議員の激励を受けました。次回弁論は11月18日です。